遊動パーツ

ぶら下げ式構造

ビンビンスイッチを支えるこの構造とパーツ。

単純な作りで作業がし易いパーツを作ってもらいました。

ブラブラと力を逃し、オモリの余計な動きを抑える役割があると共に、フックをオモリの上から出す為に必要なパーツです。

更なるメリット

スプリットリングで簡単にオモリが替えられるので、海上でヘッドチェンジが楽なだけでなく、家を出る時に竿にルアーを結んだ状態を作っていても現場で重さやカラーを交換すればO.K.。

朝の薄暗い中、準備をするのは老眼世代にはストレスですよね。

私も始まりだしているのでw

その苦労。わかります。

その苦労から解放されます。

ひょっとして物凄く大きなメリットかもしれませんね。

元々は万が一、オマツリが重症化した時の為にヘッドが外せるようにしたかったのですが、大きな副産物を得る事ができました。

ちなみに、この遊動パーツとヘッドの形状のおかげで、オマツリをスルリと抜け易いルアーになっており、基本的にはビンビンスイッチはストレスフリーです。

釣れる理由はその角度

この遊動パーツ。実は機能面でもかなり重要な役割があります。

絶妙に設定された角度。

・巻き抵抗の軽減

・針掛かりの向上

・ネクタイアクションの向上

・フォールスピードの向上

・フォールアクションの向上

これらを高いレベルで実現するのに欠かす事が出来ません。

このパーツを使わずに適当に上からフックをぶら下げたリグを作るとどうなるか?

ネクタイが綺麗に泳がず、フッキングが悪く、クルクルと回転をするイケていないルアーになりますww

垂直引きでも斜め引きでも、美しく優れたバランスを保つ為にこだわったパーツです。

テストではなんども構造や角度を変えてもらいました。設計を担当してくれたジャッカルの樋口君。ありがとうございましたw

きっと、なんでそんなに微妙な所を変えなきゃイケないんだろう?とか、なんでこれじゃダメなんだろう?とか、めっちゃ苦労してくれた事だろうと思います。

でも、これが違うんですよね。

ルアー作りってそういう所で差が出ます。

なので、取り付けの向き間違え無いでくださいね 笑

大窪 利弥 (おおくぼ としや)

大窪 利弥 (おおくぼ としや)

利弥丸の船長です。

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